1990年08月07日

平和祈念礼拝を行いました

台風も過ぎ去り、また夏日が戻ってきましたね。
諫早は台風の被害もあまりなかったようで、ホッと胸をなでおろしているところです。

夏季保育3日目の今日は、「平和祈念礼拝」を行いました。

1945年8月6日は広島に、また8月9日は長崎に原子爆弾が落とされました。
現在は、諫早市にある鎮西学院ですが、原爆が落とされた1945年は長崎市の爆心地近くにありました。そのため大勢の生徒や先生方が犠牲となりました。

あのような悲劇がまた繰り返されることがないことを願って、みんなで平和を祈りました。

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お祈りと讃美歌の後に、『くもになってきえた』という原爆についての紙芝居を聞きました。
また、原子爆弾についてのお話も聞きました。
長崎に落とされた「ファットマン」という原子爆弾は、幼稚園のバスと同じぐらいの大きさであるという説明を熱心に聞いていた子ども達でした。

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お話の後、先生が「平和って何でしょう?」と子ども達に質問をしました。

すると、「世界がけんかをしないこと!」と大きな声で答えてくれた子がいました。

神様は聖書の中で「平和をつくるひとになりましょう」とおっしゃっています。
平和を作る人になるには、世界の国々が仲よくすること、お友達と仲よくすることが大切です。
これからも子ども達ひとりひとりが、みんなと仲良くする気持ちを持って大きくなっていって欲しいと願います。



明日は、平和大行進です。
鎮西学院の園児、高校生、ウエスレヤン大学の学生たちが、以前の鎮西学院から、現在の鎮西学院までグループに分かれて平和を願って歩きます。
どうかいついつまでも平和が続きますように。

posted by ティーチャーズ★ at 15:51 | 日記